北毛支部

 今年度は、新型コロナウィルスにより、社会の生活様式が変化し、対面での研修が難しくなり、オンラインを取り入れてきました。北毛支部では、オンライン形態にて令和2年12月に「忘年会」、令和3年1月23日静岡県の講師2名を招いて「障害者研修」を行いました。「障害者研修」は、群馬県・静岡県から27名の参加者が集まり、「当事者意識」「自分たちは何を支援しているのか?」をグループワークを通して全員で共有しました。研修終了後アンケートを取り、その場で集計した結果、70~80%の方が満足と答えておりました。また今回の参加費の支払方法として会員皆様の負担を最小限にする事を考え、PayPayを取り入れました。これも新しい生活様式といえますね。まだまだオンライン運営回数が少ないため、課題も残っています。その課題一つ一つ解決しながら北毛支部は研修を計画していきます。県内・支部問わず多数の参加が可能です。ぜひ、北毛支部活動へご参加ください♪

認知症介護に応用できるコミュニケーション研修

222日(水)北毛支部研修として、株式会社そしゃるの代表取締役の高橋知之氏を講師に招き「認知症介護に応用出来るコミュニケーション研修」を行いました。今回は23名の方に参加して頂きました。

 研修内容として①認知症について(きらめき介護塾より)②明日から出来るコミュニケーション技術③認知症の方を支える制度について講義や演習などを交え分かりやすく教えて頂きました。認知症の中核症状・周辺症状を理解したうえでコミュニケーション技術で大事な「傾聴」「共感」「受容」の技術を使い、本人が何をしたいのか?どう生きたいのかをアセスメントすることが重要だということを改めて学びました。

 演習では「オープンクエスチョン」「クローズドクエスチョン」を使った面接の練習や「相手に気付かれずに引き出したい情報を聞き出す」という演習を行いました。

 参加者は四苦八苦しながら、相手からなんとか情報を引き出そうと演習を頑張っていました。笑顔溢れるとても楽しい演習となりました。演習を通じて改めて日ごろからアセスメントを意識して行うことの重要性を認識出来ました。そして研修の中で「介護とは本人の意思を支えることに過ぎない」という言葉がとても心に響きました。

 最後に権利擁護の為の制度で、普段あまり関わることのない「日常生活自立支援事業」や「成年後見制度」について学び、ケアだけでなく認知症の方を制度面から支える視点を学びました。

 

 今回の研修を通じて改めてコミュニケーションの重要性を学ぶ良い機会になったと思います。参加された皆様には是非、今回学んだ事を生かし、ご利用者の幸せのために頑張っていただきたいと思います。


北毛支部「排泄研修」

1122日(水)北毛支部研修として、国内おむつメーカーに勤務されていて「ライフリーケアアドバイザー」としてご活躍されている大塚様、廣澤様をお招きし「排泄研修」を開催しました。

 研修内容として

①「高機能パッドを活用したスキントラブル防止と夜間良眠ケア」

②「スキントラブルを未然に防ぐ陰部洗浄」

③「感染予防に配慮したおむつ交換」

について実際にパッドの当て方を実践形式で学んだり、動画でスキンケアの方法や感染予防に配慮したおむつ交換などを学びました。

参加者からも普段聞けない悩みなどを積極的に質問する様子が見られました。

 研修後のアンケートでも

「とてもいい学びになりました」

「久しぶりの対面形式での研修で他施設の方とお話しできるいい機会になりました」

等とても良い反応があり、良い研修になったと思います。

 今年度は北毛支部として開催する研修の会場を吾妻地区に絞り込み、研修を開催しております。そのことで、継続して研修に参加して下さる方もあり、少しづつですが会員間の繋がりが出てきていると感じています。

 次回2月には「認知症」について研修を開催する予定です。

 

そこでも色々な方に参加して頂き、より多くの繋がりが出来るよう頑張っていきたいと思いますので次回もたくさんのご参加をお待ちしております。


チームビルディング研修

吾妻で初の研修開催!

「チームビルディング」

日時:令和4913日(火)

時間:1830分~20

場所:東吾妻町役場 東支所(東吾妻町奥田391

 今回の研修は群馬県介護福祉士会常任理事で株式会社フォレスト代表取締役田中栄氏を講師に招き「チームビルディング」について、計13名の受講生と学びました。内容は座学とグループワークを中心に学び、グループワークは「群馬の魅力を発信しよう」という題目で4チームに分かれ、それぞれが群馬県の衣食住のメリット、デメリットについて語り、最後は群馬の魅力を各チームが発表しました。

 温泉、山、こんにゃく等、皆様一生懸命、群馬の魅力を発信されてました。

 これらの作業が、介護過程のアセスメント•関連付けに繋がる事を学びました。そして仲間づくりもできた非常に意義深い研修でした。

 今回、私も一人の受講生として参加致しましたが、短い一時間半という時間の中でチームのメンバーとより親密になることができたと思います。

 次回は、1122日(火)18:30から東吾妻町東支所にて「排泄介助」の研修をご用意してます!!

次回も仲間たちと、お互いの悩み、思いを共有し、日々のケアに生かして行くことが出来ることを望んでいます。

 今回参加された方、またこれから新しく参加される方も、次の研修で仲間たちと学び、利用者様はもちろん、自身のQOLも高めていきましょう!!

 

ありがとうございました!